今回は「ブナ」。英名「ビーチ(Beech) 」です。ちなみに浜辺のビーチは「Beach」。ビーチと似た名前で「バーチ(Birch)」がありますが、こちらは「樺(かば)」になります。私はビーチとバーチが混同してしまいがちなため、樺とバーチを「カバーチ」と覚え…
広葉樹の中でナラと同じく古くから内装材や家具などに使用されてきたものの一つにタモがあります。タモは、モクセイ科トネリコ属。学名の「Fraxinus sieboldiana」は日本でも有名なドイツ人医師シーボルトがつけたと言われています。英名は「Ash:アッシュ」…
生ハム好きにとって脂がとろけるように美味しいイベリコ豚。スペインのイベリコ半島で育つブタは基本的にイベリコ豚になります。イベリア半島に広がるオークの林で放牧され、ドングリを主体に育ったブタにはハモン・イベリコ・ベジョータの表示が付けられます…
ウォールナットは、チークやマホガニーと共に世界三大銘木の一つに数えられます。 マホガニーのチェスト チークのキャビン 産地は北米東南部、マサチューセッツ州からフロリダ州にかけて多く産出されます。厳しい寒さのもとで時間をかけて生長するため、硬く…
2014年、新しいブログのテーマは「Touch on Wood. 木に触れる生活」です。私たち生物にとって生きるために欠かせないものの一つに、空気があります。私たちが酸素を吸って二酸化炭素を出す。植物は光エネルギーを使って水と空気中の二酸化炭素から炭水化物を…
ソファの選び方をご案内しましたので、折角ですからRHINO creation(ライノクリエイション)がお勧めするソファをご紹介しましょう。先ずは「MERITALIA(メリタリア)」です。 MERITALIAは創業1987年のとても若い会社です。個性的なソファを発表し続けるMERITALI…
リビングルームの中で壁と床に次いで大きな面積を占めるのは、カーテンとラグ。その次がソファです。当然視界に入るソファの色から受ける印象は小さいものではありません。だから色にはこだわって欲しいと思います。日本で売れているソファの色は、オフホワ…
ソファの張り地は大きく分けて、革とファブリックの2つになります。革には革の良さがあり、ファブリックにはファブリックの良さがあります。それぞれの長所と短所を比較してみましょう。元々の「皮」をなめし加工することによって「皮」から「革」へと変化し…
ソファにはシンプルな両アームソファから、部屋の角を利用したコーナーソファ。脚を伸ばせるシェーズロング。背もたれがローバックまたはハイバック。座・背・アームに可動するファンクション機能をもたせたり、ベッドに変身できるものなど、ソファの形のバ…
家の間取りを見ながら家具のレイアウトを考えるのはとても楽しい時間です。家族構成やライフスタイルを思い浮かべ、収納力のあるリビングボードを壁一面にセットしたり、ダイニングテーブルにはエクステンション機能をプラスしたり、ソファは脚を伸ばせるカ…
「Touch on Wood. 木に触れる生活」の最終回は「突板」「パーティクルボード」「MDF」です。これまで紹介してきましたナラ、ウォールナット、ビーチなど無垢材としてよりも突板として家具に使われることの方が多いです。突板というのは原木を大きなカンナの…
家具を選ぶとき一番多く予算を組むのがソファです。お客様がみえたときや自分の寛ぎの時間を大切にしたいということからなのでしょう。間違いはないのですが、全体のバランスを考えることも必要です。ベッドは1日のうちの1/3を費やすものです。しかも快適な…
ドイツ、ヒュルスタ滞在記 vol.5 「ショールームは6,000㎡」 ヒュルスタ本社のショールームは1階、2階合わせて6,000㎡あり、ここで全てのファーストラインの「hülsta 」と、セカンドラインの「now!」を見ることができます。 <ショールーム専用の地図>ショ…
ドイツ、ヒュルスタ滞在記 vol.10 「思い出いろいろ」 今回の「ドイツ、ヒュルスタ滞在記」を書いていて、そういえばあんなこともあったなあ、こんなこともあったなあと、思い出すことがたくさんありました。最終話は、そんな思い出をいくつか集めてみました…
ドイツ、ヒュルスタ滞在記 vol.9 「時には観光も楽しました」 商品を知ることも大事ですが、文化を知ることも大切なことです。日本からヒュルスタの取り扱い店の方たちが来ると、できるだけドイツの文化に触れてもらいたく、観光をブッキングすることがあり…
ドイツ、ヒュルスタ滞在記 vol.8 「furnplan(ファーンプラン)」 私がヒュルスタに入った2003年頃は、まだ3Dプランニングソフトがありませんでした。そのため、家具のプランは手書きでパース図面を書き、パーツの価格表を使って、一つ一つ使用パーツを書き…
ドイツ、ヒュルスタ滞在記 vol.7 「グループ企業を訪問」 ヒュルスタの正式名称は「hülsta-Werke Hüls GmbH & Co. KG」。有限合資会社で、非上場企業です。ドイツでは、大きな会社であっても上場していない会社があります。例えば世界的な工具メーカーのBOSC…
ドイツ、ヒュルスタ滞在記 vol.6 「ファーストライン『hülsta 』は、一流品の証」 ヒュルスタには、ファーストラインのオーダーメイド「hülsta」と、セカンドラインのキャッシュアンドキャリー「now!」があります。6,000㎡あるドイツ本社のショールームでも…
ドイツ、ヒュルスタ滞在記 vol.4 「憎めないキャラクター、ウェーバー」 ヒュルスタの年間売り上げは、300万ユーロ。その半分をベッドルームの家具が占めています。ベッドルームの家具と言えば、ベッドとワードローブ。ワードローブはヒュルスタのシステム収…
ドイツ、ヒュルスタ滞在記 vol.3 「シュタットローンの夜」 ヒュルスタのあるシュタットローン、隣町のズートローンに滞在していると、夜はとても長く感じます。長閑な田舎町なので、夜を楽しむような娯楽がほとんどありません。仕事で行っているのだから仕…
ドイツ、ヒュルスタ滞在記 vol.2「ヒュルスタ本社」 朝8時から夕方の5時まで。これがヒュルスタ本社の勤務時間です。本社にはショールームと工場が併設されています。ショールームは、広さが6,000㎡。 ショールームは回遊式になっているため、順路を追って見…
私がヒュルスタに在籍していたのは、2003年から2013年の約10年。その間、商品知識習得のための研修や、日本からのお客様をご案内するために、ドイツ本社を何度も訪問しました。初めてのドイツの時は、勝手がわからず、特に緊張したことを覚えています。ドイ…
ヒュルスタに在籍中、本社で研修を受けるため、ドイツを訪れることが何度かありました。ヒュルスタの製品や哲学を理解するとともに、その時感じた日本とドイツの文化の違いや、旅の思い出を綴ってみました。 現代人はあらゆる環境からストレスを受け続け、睡…
今回のテーマは「体に優しく、一年を通して使える。リネン」と題し、私が実際に使っていて、その使い心地がいいリネンをご紹介します。リネンの中でもテーブルリネンについてです。テーブルデコレーションは、ヨーロッパでは極々当たり前の装いです。その日…
眠りのゼミナール 「夢」 レム睡眠とノンレム睡眠、枕とベッドとの関係、ベッドを選ぶときは実際にゴロンとなることなど、これまで快適な睡眠を得るためのいくつものポイントについて述べてきました。どれも大切なポイントです。是非実践してみて下さいね。 …
眠りのゼミナール 「寛ぎのバスタイム」 睡眠において大切なのは、いかに心と体がリラックスできているかです。そこで大いに力を発揮してくれるのがバスタイムです。 私は海外のホテルに泊まるときに、必ずバスタブがあるかを確認します。それは仕事や観光で…
眠りのゼミナール 「ベッドルームの灯り」 子供の頃は夜の闇が怖かった。そんな記憶はありませんか? それはただ単に暗闇が怖いというものではなく、何故か漠然と眠ることと死ぬことがどこかで繋がっているのではないかという観念が無意識のうちに形作られて…
眠りのゼミナール「ヒュルスタのベッド、究極の『スリープシステム』」 出張などでビジネスホテルに泊まると、ギシギシ音がしたり、ベッドが硬かったりで、十分な睡眠が取れないことが多々あります。仕方ありません。それは私が家で使っているベッドが、あま…
眠りのゼミナール 「ベッド購入時のポイント」 ベッドを検討されているお客様の行動で不思議に思うことがあります。ベッドのクッション性を確かめるためなのか、ベッドに腰を掛けて軽く上下に動く。人によっては、膝でそれを行う方もいます。横にならないの…
眠りのゼミナール 「正しい枕の選び方」 最近ホテルに泊まると、枕を選べるサービスがあります。自宅で使っている枕と違う枕を体感できる、とても素晴らしいサービスです。しかしそこで出会った枕に感動し、いざ自宅で使ってみても同じ効果が得られない。そ…