眠りのゼミナール 「正しい枕の選び方」
眠りのゼミナール
「正しい枕の選び方」
最近ホテルに泊まると、枕を選べるサービスがあります。自宅で使っている枕と違う枕を体感できる、とても素晴らしいサービスです。
しかしそこで出会った枕に感動し、いざ自宅で使ってみても同じ効果が得られない。そんな体験はありませんか?
あるいは、評判の枕を購入してみたけど、期待外れだったという経験がありませんか?
これは枕だけの問題ではなく、ベッドの枕の相関関係が大切で、つまり枕だけが変わっても決して眠りが改善できるというものではないということなのです。
| 枕とベッドの相関関係
理想的な背骨のラインというのは、立った時と同じ軽い「S字ライン」を描きます。
そのためにはお尻の部分が沈み込まなければなりません。
仮に堅い床に寝ているとしましょう。
肩は沈み込まず、首を支えるための枕はある程度高さが必要になります。
次に仰向けに寝たときは、首の支えはさほど必要なく、枕は低い高さのものよくなります。このような寝姿勢に合わせて、枕の高さを変えることはできません。だからどちらかの状態に合わせるため、首を痛めたり、腰を悪くしたりするのです。
体を休めて寝ているときに、実は首や腰に大きな負担がかかっているのです。
そこで、ベッドの方で枕の最適な高さを調整してくれる。そんなベッドであれば実に効率的と言えます。
ちなみに私が使っていますhulsta(ヒュルスタ)社のベッドは、横向きで寝た時に肩が沈み込むように設計されています。そのため仰向きで寝たときと横向きで寝たときに、枕の高さを大きく変える必要がありません。
枕は、使っているベッドとの相性なのです。
そしてさらに枕自身の通気性や反発力も大切なポイントとなってくるのです。
| 優れた通気性
人は寝ているときにコップ1杯分の汗をかくと言われています。
暑い夏などはおそらくそれ以上でしょう。もちろん首や頭も汗をかきます。通気性の悪い枕では、頭部が蒸れることで眠っていても不快感を覚え、眠りが浅くなってしまいがちです。
例えば、巷で人気の低反発ウレタンの枕の場合、通気性がほとんどないため、とても蒸れます。また復元力も低いため、寝姿勢が変わったときの形状に素早く対応できず、結果再び元の姿勢に戻ってしまうこともあります。
だから、枕に求められるのは、優れた通気性です。
私が使っていますhulsta(ヒュルスタ)社の枕は高反発のウレタンを使用し、ヨーロッパ特許に裏打ちされた画期的なカッティング技術により、快適な通気性を確保しつつ、しっかりと首を支えるように設計されています。
上下に貫通する通気孔や、ピラミッド状にブロックを形成する特殊カッティング技術は、他社が真似することのできないヒュルスタのパテントです。
枕に違和感を覚えつつも、どうしたらいいのかわからない方。
良い枕に巡り合えないと、次から次へと新しい枕を購入する方。
原因は枕だけではないのかもしれません。
もっと根本的なところ。ベッドそのものがあなたに合っていないのかもしれません。
次回はベッドを選ぶときのポイントについてご案内します。
<今日のポイント>
枕はベッドとの相性。枕だけを変えても眠りが改善されるというものではありません。
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2016.07.21投稿改訂