体に優しく、一年を通して使えるリネン 「食卓が華やぐテーブルリネン」

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今回のテーマは「体に優しく、一年を通して使える。リネン」と題し、私が実際に使っていて、その使い心地がいいリネンをご紹介します。
リネンの中でもテーブルリネンについてです。


テーブルデコレーションは、ヨーロッパでは極々当たり前の装いです。
その日集まる人数、それがどんな仲間なのか、どんな料理を振る舞うのか、そして何をテーマに会話が弾むのか、季節を考慮しながら、食器やグラス、花器や花、テーブルクロスなどのリネンといったものを選んでいきます。

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ところでリネンというと、日本人はごわごわしたヘンプやジュートなどの麻を連想し、夏の素材だと考えがちです。しかし同じ麻でもリネンは全くの別物です。

 

 リネンとは?
リネンは亜麻科の一年草、フラックスから取れる麻の一種で、使いはじめはパリッとしていますが、使い込むほどに柔らかくなり、しっとりと絹のような光沢すら出てきます。
最高品質のリネンには、涼しい気候と豊富な水が必要なことから、昔からフランス北部、ベルギー、オランダが有名です。
良質な生地を製造するには、かなり高度な紡績技術と経験が求められます。
微妙な温度、湿度の管理、さらしと染色、繊細な刺繍技術は極めて難しく、ヨーロッパの長い歴史と伝統に裏打ちされたものといえます。

 

 マスターオブリネン

良質なリネンと、粗悪なものを見分ける一つの基準として“マスターオブリネン”があります。これは高品質なヨーロッパリネン製品の生産者に与えられる唯一の称号で、厳しい審査基準をパスしなければなりません。

またマスターオブリネンのラベルには、その生地に携わった各工程の業者を示す意味のナンバーが打ち込まれ、生産者を示す証にもなっています。

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RHINO ceration(ライノクリエイション)では、このマスターオブリネンの称号を持つALEXANDRE TURPAULT(アレクサンドルチュルポー)を取り扱っています。

フランスで創業160年を越える高級リネンの老舗ブランドであるアレクサンドルチュルポーは、染色が難しいとされるリネンに、淡い色から鮮やかな色合いまで表現する高い技術と、パリの有名メゾンのオートクチュール作品を手がける職人達による高度な刺繍により、世界中から高い評価を得ています。 

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| テーブルリネンの種類

テーブルリネンには、テーブルクロス、テーブルランナー、プレイスマット、ナプキンなどがあります。

 

 ・テーブルクロス
テーブルクロスはテーブルと同じぐらいからさらに大きめなもので、テーブルを覆うように掛けたり、菱型に掛けてテーブルのコーナーが見えるようにします。

 ・テーブルランナー
テーブルランナーはテーブルクロスのように覆い隠すのではなく、テーブルの中央に装飾的に敷くもので、テーブルから少し垂れるように敷くと綺麗です。テーブルランナーの上にはお花を飾ったり、燭台を置いたりして華やかに演出します。
短めのテーブルランナーは、テーブルブリッジとして向かい合う席に掛けます。
テーブルクロスとテーブルランナーを同時に合わせる場合は、色調を合わせればきれいにセッティング出来ます。

 ・プレイスマット
プレイスマットは一人用サイズの食器やグラスを置くために敷くもので、日本ではランチョンマットとも呼ばれています。ちなみにランチョンマットは和製英語です。

 ・ナプキン
ナプキンはフェイスタオルぐらいのサイズのもので、襟元や膝にかけて洋服が汚れたりするのを防ぎます。
また食事中に、口元や手についたソースなどを拭うためにも使います。
素材は布だけでなく、紙でできているものもあります。
食器の横にナプキンリングで丸められてセットすることもありますが、お皿の上に立体的にきれい折り畳んで演出すると、とてもエレガントになります。

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同じ食事をするにしても、これらのテーブルリネンがあるのとないのでは、気分が大きく違います。不思議なもので料理やお酒が美味しくさえ感じるものです。
上質で、色鮮やかなALEXANDRE TURPAULT(アレクサンドルチュルポー)のテーブルリネンで、華やかにアレンジしてみませんか?
季節や料理、集う仲間によってテーブルリネンを変える、それだけでいつもの食卓が見違えるほど素敵になります。
是非お試しください。


お問合せ先
hülsta planning center 日本橋
interior shop RHINO creation
Web : http://www.rhino-creation.com/
Mail : info@rhino-creation.com
東京都中央区日本橋浜町1-12-9 日本橋浜町ビル1F
Tel.03-5829-8188

 

2016.07.22投稿改訂