眠りのゼミナール 「ヒュルスタのベッド、究極の『スリープシステム』」
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「ヒュルスタのベッド、究極の『スリープシステム』」
出張などでビジネスホテルに泊まると、ギシギシ音がしたり、ベッドが硬かったりで、十分な睡眠が取れないことが多々あります。
仕方ありません。それは私が家で使っているベッドが、あまりに寝心地が良く、これに慣れてしまっているからなのです。
私が使っているベッドは、ドイツのhülsta(ヒュルスタ)のものです。
｜ カスタマイズできるウッドスプリング
ヒュルスタのベッドの大きな特徴は、高反発ウレタンマットレスとその下で身体を支えるウッドスプリングにあります。
普通マットレスは、マットレス1枚で体圧分散をするように設計されています。
あくまでも平均値として。
ヒュルスタが考えるスリープシステムは、マットレスの中から内蔵されたバネの部分を抜き出し、すのこ状に板バネ化したウッドスプリングとして分離させています。
このウッドスプリングには、1枚1枚スラットと呼ばれる板がマットレスの下から適度に身体を支えるだけでなく、個々の体型や好みのサポートに合わせてオーダーメイドの寝心地を提供してくれるというまさに優れものなのです。
荷重のかかる腰やお尻の部分には、スラットが2枚重なるようにセットされています。スライダーと呼ばれるアジャスターを動かすことで、その部位の反発力をカスタマイズします。この機能により、平均的ではない、一人一人に合わせたオーダーメイドの寝心地が得られるのです。
｜ 優れた通気性の高反発ウレタンマットレス
このウッドスプリングに合わせてセットするのが、通気性に優れ、人間工学に基づいて特殊カッティングされた高反発ウレタンマットレスです。
ヒュルスタが高反発ウレタンを採用するのには理由があります。高反発ウレタンは素早い復元力が得られるため、睡眠中の無意識の寝返りをし易くする効果があります。さらに縦に貫通した通気孔と横方向に掘られた溝により、高い通気性が得られます。
簡単に述べましたが、これらは数々の特許により裏打ちされた革新技術が存在しています。上下に貫通する通気孔やピラミッド状になるよう三角形に削られた溝は、ヒュルスタだけのヨーロッパ特許になります。
私の場合、夏の蒸し暑い時期、寝室でエアコンをつける回数がかなり減ったと思います。また寝汗の量も少なくなりました。
もちろん朝起きたときのスッキとした目覚め感は、何ものにも代えがたい大切な宝物と言えるでしょう。
ヒュルスタのベッドを体感するときの注意点があります。
それは腰を掛けた時、マットレスはかなり沈み込みます。その先入観を捨てなければなりません。
ベッドに入るとき、必ず座ってから横になります。座った状態ではおよそ体重の85%ぐらいがお尻の部分に掛ります。
ベッドは横になったときの体圧分散で設計されています。当然座った状態では深く沈み込むことになります。これにより「柔らかい」という先入観が植えつけられてしまうのです。
特にヒュルスタのマットレスは頭から脚までを７つのゾーンに分け、それぞれ硬さ設計がなされていますから、ソフトに設定された場所に腰掛ければ、さらに深く沈み込むというわけです。
実際横になってみると、マットレスとスラットベースがしっかりとサポートしてくれるのが分かるはずです。安心して身を委ねて下さい。
いかがですか? hülsta(ヒュルスタ)のベッド、体感してみたくなってきたでしょう。
これだけ良いと言っても、では何故ヒュルスタのスリープシステムがホテルに導入されていないのでしょう。それは構造的な点でもあります。
ヒュルスタのウッドスプリングとマットレスは、ベッドフレーム内に落とし込むようにセットします。そのためベッドメイキングの際に、マットレスを持ち上げてシーツ交換をしなければなりません。1日何百台と効率的にベッドメイキングしなければならないホテルでは、作業に時間が掛ってしまうのです。個人で使うには、まったく問題ないのですがね。
ヒュルスタのベッドは、下記にてさらに詳しく知ることができます。
さて次回はベッドルームの照明についてです。
眠りを科学するhulsta(ヒュルスタ)社の「スリープシステム」は体感してみる価値がある！
お問合せ先
hülsta planning center 日本橋
interior shop RHINO creation
Web : http://www.rhino-creation.com/
Mail : info@rhino-creation.com
東京都中央区日本橋浜町1-12-9 日本橋浜町ビル1F
Tel.03-5829-8188
2016.07.21投稿改訂
