壁を楽しむために、壁を知る 「壁にモノを飾ることの楽しさ」

 

f:id:rhino-blog:20100324101444j:plain

壁を楽しむために、壁を知る
「壁にモノを飾ることの楽しさ」


部屋の模様替えというと、誰もが家具の配置換えを想像します。
しかしもっと違ったアプローチで部屋の印象を変える方法があります。

一つは、照明。
天井のシーリングライトをペンダントライトに変えたり、フロアライトを効果的に配置するだけで、部屋の雰囲気はがらりと変わるものです。ただ、昼間の印象はあまり変化ありません。

もうは、壁のデコレーションです。
これらはむしろ家具の配置よりも、ずっと上級テクニックと言えるかもしれません。何故ならば、少し専門知識が必要になるからです。しかし壁の構造を知ることで、壁のデコレーションを楽しむハードルを、ぐっと下げることができます。

 

| "Do  it yourself!"

こんな話を聞いたことがあります。
海外製の組み立て家具を注文したが、同梱されているネジが1本足りなかった。お客様はお店にクレームをし、ネジが届くのを待った。
日本人には当たり前のことのように思えますが、外国の方からすると、「何故自分でネジを用意しないのだ。その家具を今すぐ組み立てれば、今すぐ使うことができるじゃないか」という考え方です。
"Do  it yourself!" 何でも自分で行う外国の方からすると、とても不思議に思えるのでしょうね。壁のデコレーションも同じです。"Do  it yourself!"

 f:id:rhino-blog:20110611200509j:plain

| 壁に絵を飾るコツ

先ず手始めに、壁にアートを飾ってみましょう。

決して高価なものである必要はありません。最初は自分の気に入った絵や写真を飾ってみましょう。
しかしここで悩みます。普通壁は広いです。広い壁に、絵をどう配置したらいいだろうか。確かに広い壁に小さな絵がポツンと飾ったら、貧祖に思われるかもしれません。でも、その絵がお気に入りのピカソリトグラフだったら、意図的なものを感じることでしょう。人の意識とは、そんな程度なのです。恐れずに、前進あるのみです。

飾り方のコツは、

  • 大きなものを、どんと飾る
  • 小さなものを、象徴的に飾る
  • 連作を並べる
  • テーマを決めて、コーディネートするように並べる

大きなものをどんと飾る場合は、床に立てかけてもいいでしょう。
小さなものはデコラティブな額縁を使うと象徴的な印象を与えます。
連続で縦または横に並べると、心地良いリズムが生まれます。
テーマを決めると、大きさの違いやジャンルの違いを超えてアレンジできます。例えば、「ブルー」のカラーでテーマを決めて、写真や絵を並べていくような感じです。

 

| リズムを作る

連作やテーマを決めてコーディネートするときのコツがあります。
それはリズムです。リズムは何から生まれるのか。それはアート自体からだけでなく、作品と作品の間。余白によって生まれてくるものなのです。
安定感を持たせた余白にするか、緊張感を持たせた余白にするか。同じアートでも並べ方によって奏でる韻律は変わってきます。それを難しく考えず、自分が心地よいと思うレイアウトにすればよいのです。
やがて飾った当初と比べて、すこし違和感を覚えるようになることもあるでしょう。それは「今日の気分はボサノバだな」「今夜はロックンロール」というように、そのときの気分の違いのようなものです。

 

空間との対話が自然とできるようになってきたら、もうあなたは壁を楽しむことに覚醒してしまったに違いありません。さらに高みを目指して行きましょう。

しかしこれまで触れなかった障壁があなたの前に立ち塞がります。それは物理的な問題。絵が飾れる壁なのかということです。

そのためには壁の内部構造を知らなければなりません。

次回はこの壁の構造を調べてみましょう。

 

<今日のポイント>

アートを飾ることで生まれる間。これが空間に心地よい韻律を生み、あなたを愉しませてくれる。



お問合せ先
hülsta planning center 日本橋
interior shop RHINO creation
Web : http://www.rhino-creation.com/
Mail : info@rhino-creation.com
東京都中央区日本橋浜町1-12-9 日本橋浜町ビル1F
Tel.03-5829-8188

 

2016.07.23投稿改訂