しまうだけが収納じゃない!「リビングボードとしてのテレビボード」

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しまうだけが収納じゃない!
「リビングボードとしてのテレビボード」


テレビ離れが著しいと言われてはいるものの、まだまだリビングにはテレビがドンと鎮座している家庭がほとんどです。
システム収納で有名なドイツのヒュルスタにおいても、売れ筋商品の一つに挙げられるものはやはりテレビボードです。
f:id:rhino-blog:20141021172450j:plain※右側にペデスタルと呼ばれるものを飾るためのステージを配置。デコレーションが楽しめます。


日本に限ったことではなく、全世界的にテレビボードはよく売れています。ただ日本とヨーロッパでは、同じテレビボードでも売れているデザインやサイズに違いがあるようです。
ということで、今回はリビングボードの中でも、テレビボードにスポットを当ててみました。


| ホテルのテレビ
海外を旅すると、テレビがキャビネットに格納されているホテルの部屋があります。
これは「テレビという俗世間的なものから、旅の間は解放されましょうという」メッセージが含まれていると思います。高級リゾートでは、部屋にテレビを置かないホテルもあります。
旅先にまで来て、部屋でテレビを観るなんて、時間の過ごし方がもったいないというものです。
と言いつつも、実はテレビ番組には、その国の文化が反映されいるので、ホテルのベッドに横になり、ビールを飲みながら、パチパチとチャンネルを変えるのも楽しいひとときです。

f:id:rhino-blog:20110612193326j:plain※最近のホテルはテレビを壁掛けにしているところが多いです。そのテレビを囲むようにボードを配置。

 


| 外国人はテレビをあまり見ない?
以前ドイツの同僚宅を訪ねたとき、リビングルームでは、会話を楽しんだり、音楽を聴いたりして、テレビを見ることはありませんでした。
外国人は、リビングでは本を読んだり、音楽を聞いたりして寛ぐことが多く、普段の生活の中でテレビを観るのは少ないようです
また日本のようにテレビ台の上にテレビだけを置くのではなく、リビングボードとしてテレビボードを組み込んだ家がほとんどでした。

私が思うに、テレビには「ここにあります」的な主張がとても強く、それを緩和させるために彼らは単独でテレビを置かないのでしょう。そこでテレビをリビングボードの中に入れてしまい、テレビの「ここにあります」的な主張を消すような工夫をしているのだと思います。


| 日本のリビングボードと海外のリビングボード

・日本のリビングボード
日本の場合、収納メーカーや造作家具メーカーの作るリビングボードの印象は、どこかのっぺりしている感じです。これは、収納を壁と同化させることで、圧迫感のない空間に仕上げることを目指しているからだと思われます。

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確かに狭い空間を、できるだけ広く見せたいのは理解できます。
しかし結論を言えば、結果的に狭いことには変わらないわけで、30㎡だったら、あくまでも30㎡でしかありません。そして出来上がったものは、凹凸のないのっぺりとした感じのものになってしまうのです。

圧迫感よりも、もっと大切にしているものが海外のリビングボードにはあります。.

 


・海外のリビングボード

リビングボードは収納するものによって、

  • 隠すための木製扉
  • 見せるためのガラス扉
  • 収納するための引出し
  • 機能的で、デザイン性の高いスライディングドア

などでアレンジすることができます。

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海外のリビングボードは、平坦になっていません。あえて凹凸を出して陰影を作り出しています
また効果的に配した

  • アクセントカラー
  • デザイン性の高い曲線のドア
  • 照明によって演出することのできるガラスドア

などにより、そこかしこに絶妙な機能美が生まれます。
こうした機能美を用い、意図的に視線を誘導することで、空間に広がりが生まれ、のっぺりとした印象が無くなるのです。
圧迫感よりも大切にしているもの、それは「機能美」なのです。


f:id:rhino-blog:20141021172447j:plain※「MEGA DESIGN」のテレビボード。TVは左右のスライドドアで現れます。

 

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※「now! time」のテレビボード。アクセントのグレーが効果的に配置されています。


リビングルームは、家族が集う場所です。リビングの壁をただの壁やテレビに独占させるのはいかがなものでしょう。

ヒュルスタには個性的なリビングボードがたくさんあります。

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2017年4月1日改訂